「納本制度」に関連した動画の一覧 |
![]() | 長尾真国立国会図書館長2010.6.11 Makoto Nagao,Ph.D, President, National Diet Library 蔵書のデジタル化を進めている国立国会図書館の長尾真館長が、シリーズ研究会「世界の新聞・メディア」⑦で「電子図書館の現状と将来」と題して話し、質問に答えた。 国立国会図書館のホームページwww.ndl.go.jp 会見資料www.jnpc.or.jp 「知識はわれらを豊かにする」 長尾さんは、まずグーグルがグーグル・ブックサーチで進める世界中の本のデジタル化について「高邁な理想は良いが人類の知の独占化につながらないか」と懸念を示した。一方、欧州では国が主導して出版文化を守ろうとしているし、グーグルのような民間企業が成長することは期待しにくい日本では、欧州のように国がリーダーシップをとるしかない、と説明し、国会図書館が電子図書館の役割を率先してになう必要性を強調した。 国会図書館では戦後の国会会議録(デジタル文字)、帝国議会会議録(デジタル画像)、1867年~1925年の所蔵図書15万冊(デジタル画像)とデジタル化を進めてきた。2009年度から2年間で図書・資料90万冊デジタル化のため127億円が予算化された。 今後は▽国会図書館法を改正して電子納本制度を導入▽フェアユース規定などIT時代に適応した著作権法▽国会図書館にアクセスすれば日本中の出版物の所在が分かり、アクセス料を出版社に払ってデジタル本を借り出すジャパン・ブック・サーチ―――などの構想を話した。 キンドル、iPadなどの携帯読書端末については「若い人はゲームのために買うかもしれないが、大人にとっては新聞を読めるなら便利だということになり、急速に広がるかもしれない」と述べた。電子書籍についても、著者と編集者から直接、消費者に届くことになり、印刷、製本、流通、小売がなくなる「産地直売みたいなもの」と説明した。 司会:井田由美 ... 2010年06月14日再生回数 1205 |
納本制度に関連した本
- わが国の出版物の納本制度について〈民間出版物の部〉 (1968年) 山下 信庸
- 物納・延納制度大改正のすべて―平成18年度税制改正 右山 昌一郎 大蔵財務協会
- 官庁資料の公開―情報利用の民主化をめざして 原 秀成 学文社
